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そうは言っても・・・

ダウン症の2人が表現を楽しむ時間

<ことしおアート>

 

参考写真の「光を描きたい!」と

色鉛筆を使ったり、いろいろと試行錯誤。

そのうちに、絵の具を飛ばすのがおもしろくなってきて・・・

「あああ~~!飛ばしすぎいいい!💦」という心の声を抑えて

お母さんと一緒に、その辺にあるものをどかしたり

新聞紙でガードしたり

床を拭いて歩きました。

 

このまま続けた先の、表現を見てみたい。

しかし、それ以上は困る~~!ということもあります。

でも、それをやりたいKちゃんは悪くない。

 

そこを否定しないように

「天井に飛んだら困っちゃうんだ。もうこの場所借りられなくなっちゃうから。

この辺で終わりにしてはいかがかな?」

と、お願いをしてみました。

まだやりたそうだったけど、お願いを聞いてくれました。

頼めば聞いてくれるものです。

 

それは、本当に子どもに教えなくてはいけない、善悪か?

その子は本当に間違っているか?

と問い直してみると、大体が大人の都合だったりします。

 

そうは言っても汚れや片づけはどうしても気になる。

生活していたらダメな事もある。

それを否定して「やめさせる」ではなくて

「気持ちはわかる。でもこういうわけで、困ってしまうから、やめてもらえないだろうか」

とお願いするのが筋かな、と思います(笑)

そして、2枚目にうつり、筆が止まる様子はなく

迷いなく、どんどん直感的に手を動かす。

 

いつもKちゃんの作品には躍動感があふれています。

私はというと、

汚れても気にならない

思い切りアートで遊んでもらえるアトリエが欲しいです。