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子ども達は、混ぜるのが大好き

どの保育園に行っても、子ども達はカップの中をじっと見つめながら、何かと何かを混ぜてています。 

「混ぜる」ってなんだか、大事な行為に思えてきました。

 

こんにちは、アートあそびラボの苅部(かるべ)です。

 

3,4,5歳混合でアートあそびを行なっている保育園で

空き箱と、廃棄用の絵本を使って、切ったり、塗ったり、描いたり、貼ったりして作る提案をしました。

 

小さい人たちは、とにかく混ぜます。

貼る提案をした切り抜きも、素材も、混ぜます。

もちろん絵の具も、混ぜます。

真剣なまなざしで、起きる変化を見つめながら。混ぜます。

 

そのうちに手に塗り始めます。

小さい人達のテーブルは、それぞれが混ぜる、手に塗る事に没頭していて、カオスです(^_^;)

大きい人は、箱を組み合わせて何かを作り始めています。

箱の仕組みを何度も試したり、組み合わせたりしながら、考えています。

箱をジョキジョキきり初め、それを再度くっつけて何かを作り始める人もいます。

 

皆さん、私の提案は忘れて(^_^;)、自分の感性のスイッチが入ったようです。

今はもう混ぜない人たちも、小さい時は混ぜて、手を真っ黒に塗り、遊んでいたなあ、と思い出しました。

でも今はそれよりも、自分のイメージを形にしていく事に、フォーカスしているようでした。

充分やって、満たしてきたのかな。

年齢?経験?によって、興味を持つところが違うのが、興味深かったです。

 

たいていの子は、まず混ぜます。

 

異なるものが混ざり合うことから、新しいものが生まれます。

命や宇宙もそう。

混ぜる、は根源的な行いなのかもしれません。

 

やりたい今、存分に混ぜてくださ~い✨

 

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