· 

「遊ぶ」と「作る」に境目はない

子ども達は、遊びながら作り、作りながら遊んでいる✨

きっと、どんな時間も遊びを見つけて、息をするように遊んでいる✨

 

こんにちは、アートあそびラボの かるべようこ です。

 

保育園でのアートあそびの時間、子ども達の前に素材を置くと

「なにこれ~」と、いろいろなところから手が出てきて、触り始めます。

どうするのかな~っと見ていると

コンコンとたたいて音で遊び始める人がいたり、

何も言ってないのに、勝手に素材を組み合わせて造形を始めます。

どんどん楽しい事を思いついていく力、ってすごいなあ~✨

そして、くっつける、切る、貼る、などのちょっとした提案をするだけで、

真剣に何かを作り始めます。

全集中で、ひたすら切る。とか割る。それだけの人もいます。

 

そのうちに、できた喜びを友人と分かち合い、

作ったもので楽しそうに遊び始めます。どんどん新しい遊びを作っていきます。

その時の喜びに満ち溢れた表情✨お見せできないのが本当に残念💦

以下は保育士の先生方と、振り返りの対話を重ねることで気づいた事です。

 

子ども達にとって「作る」と「遊ぶ」に境目はなく

ただ切って遊んだ、貼って遊んだ、組み合わせて遊んだ、遊びたいイメージを形にした。

その結果「作った」になった。

「作る」も遊びのひとつ。そんなふうに思えてきました✨

 

同時に遊びの中で、貼れるかな、切れるかな、作れるかな、などいろいろな事に挑戦し、実験している。

ブログ<子どもの「ヤダ」「自分で」は、自分の可能性に挑戦している>

 

そう思うと、始まりの時の行動からすべて合点がいきます!

 

今は遊ぶ時間。今は作る時間。と区切っているのは大人。

作品にしようとしているのも大人。じゃないですか!?

 

「遊ばないで作りなさい(私は言わないけれど時々耳にします)」とかもう、子ども達にとって「???」でしかない(笑)

私も、作品化しようと、彼らの作ったものをボンドで固定したことあります(^_^;)

遊ぶために固定しなかったのかもしれない💦あーーーごめんよお💦

 

自分の作ったものを使って試したくなる。

壊れる事なんか気にしないで、遊び切りたい!

遊び方の決まっているおもちゃとは違って、遊び方を自分たちで、どんどん作っていけるのって楽しい✨

そして、こんなの作った自分て「すごいじゃん!」って自信満々✨

 

<アートあそび>は、遊ぶ、作る、挑戦、発見がたくさん詰まった時間です✨