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自由に作れる素材バイキング!

子ども達の想像力と創造力を受け止め

それを発揮できる日常を作っている、全ての先生方をリスペクト✨頭が下がります。

 

こんにちは、アートあそびラボの苅部(かるべ)です。

 

保育園の3歳クラスで、

子ども達のやりたい事で思い切り作って遊びたい!という先生方のリクエストで

ダンボール、紙皿紙コップ、ガムテープ等いろいろな廃材、素材を用意して自由に作れる環境を作りました。

もちろん、でき上がり見本など無くても自然に始まります。

 

子ども達は勝手に、興味ある物を手に取り、貼り合わせ、集中して自分のビジョンを形にしていきます。

牛乳パックは大人気!ティラノザウルスまで作ってしまいます。

 

「今日はやらないの」と宣言して、だるまさんが転んだ、をやっている人もいます。

作ってもいいし、作らなくてもいいんです。

梱包材や紙コップなどを重ねる、切る、並べる、詰めるなどの行為を

真剣にやっています。

紙コップを並べて毛糸や羊毛を入れる。それも創造であり、遊びですね。

梱包材でお洋服を作ったり、段ボールの中に入って遊び始めます。
切る、詰めるなどの行為→作る→遊ぶが境目なく展開していきます。

日常でも自分で選択し、自由に作り遊んでいる人達はブレません。

何したらいいか困っている人はいなく、自分のやりたい事にまっしぐらです。
私の提案も、潔くよく無視です(笑)

 

彼らにはどんな日常があるのでしょう?私が感じるのは、

子ども達は、いつでも何かを作っています。 ガムテープは必須アイテム。 3歳でも軽々使いこなしています。
廃材は自由に使え、瞬く間に無くなり、すぐに自分の感覚に集中していきます。

既存のおもちゃで遊んでいても、独自の「遊び」を作り出しています。

先生方は子ども達の表現を、尊敬を込めて面白がっています。

そんな環境が彼らの独創性、想像力と創造力を培っているのでしょう。

 

自分は何でも作れる。 そんな自信を感じます。

 

そんな日常を作るには、先生方は大変だろうと思います。
一斉に動かしたほうが楽でしょう。

楽しい!だけではなく、もめたり泣いたりもあろうと思います。

日々子ども達と向き合って、その表現を受け止めている、全ての先生方に頭が下がる思いです。

 
この日先生方は、この後作った物を片付けずに
どんなふうに展開させて遊ぶのか、楽しみにしていました✨

 

アートあそびラボでは、保育園、幼稚園、子ども園などでアートをきっかけに遊ぶ場を作っています。
先生方と振り返りの対話、ドキュメンテーションの作成等を通じて、子ども達の育ちをみんなで考えます。
詳しくはホームページをご覧ください✨