探求、発見、挑戦、造る、壊す、削る、投げる、振りかける、変化に気付く、道具を使う、
様々な事に没頭して遊ぶ子ども達。
遊びが豊かだなあ、と感じます。
こんにちは、アートあそびラボの苅部(かるべ)です。
保育園でのアートあそびの時間、土粘土で遊びました。
汚れを気にしていた子もいましたが、誰かが足で踏み始めると
一気に遊びが広がりました。
塊の土粘土を合体させて、協同で何かを作っています。
カブトムシやメロンパン、自分の足に草履を作る人もいます。
糸で粘土を切ることにも、挑戦しています。
大きな塊をほじくり、トンネルや池を作っています。
水を加えると、感触が変わる事に気付きます。
水に溶かし、霧吹きをかけ、池に水を入れてみます。
乾燥させた粘土を出すと、木槌で砕く、おろし器で削る事に夢中になっていきます。
サラサラの細かい粉を作り、粒々をすり鉢ですりつぶしす。
その粉を粘土の塊に振りかけたり、
水を加えて、また粘土に戻ることを発見しています。
柔らかい粘土を投げて、べチャッと付く事も楽しんでいました。
塊、つぶつぶ、粉、様々に変化する形状、
伸びがよく、ヌルヌル、さらさら、感触も変化します。
その感触は心地よく、ずっと触り続けている人もいます。
その変化を自分で生み出せるのは、楽しいだろうと思います。
今日の遊びの中には、探求、発見、挑戦、造る、壊す、削る、投げる
振りかける、変化に気付く、道具を使う、など様々な姿がありました。
遊びが豊かに展開していきました。
投げていい、踏んでいい環境を作り、シートを敷く。
起きる事を想定し準備することで、禁止事項もなく、汚れも気にしない。
何かを作るゴールが無いので、指示がなく、正解も不正解もない。
それだけで、自分のやりたい事に没頭し、遊びが広がっていきます。
土粘土は子ども達の好奇心を受け止め、様々に変化してくれます。
まさに、子ども達と土粘土が友だちになって遊びが展開していくようでした。
アートあそびラボでは、保育園、幼稚園にて、アートをきっかけに遊ぶ場を作っています。
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