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すべてお見通し

横浜市青葉区のあかね台光の子保育園での

美術あそびの時間です。

 

手に描いて紙にペタペタ刷り取る提案をすると

楽しそうに描き始めます。

大人達は「ダイナミックに手足に描いて遊ぼう」という想定をしていましたが

そうはならずに、そのうちに紙に描き始めます。

微妙な色を次々作る子。

おっ、こんなことも探求してる~

大人の想定とは関係なく
それぞれの興味のままに展開していきます。

目の前にあるものやその時の環境で

どこの<やりたいスイッチ>がONになるかは

もう想定できません。 

そんな中で、手を洗おうとした子に

「その手は紙にペタペタしない?」と聞いたら

「はいはい、やりますよ」って!!

 

大人の思っていることを、察しているんだなーーー!

 

その後、保育士の先生方と

子どもの気持ち、起きたことのなぜ、などを

考え、シェアながら対話をします。

私もいろいろと気づかされました。 

 

大人の求めるものと、子どもの気持ちって違うもので

もしかしたら子どもたちは

大人の求めているものや、期待していることを

ちゃんとわかっているのかもしれない。

 

それに応えようとして、自分の気持ちにフタをしてしまう子もいるだろう。

その影響力を自覚しておくのは大事だな~

早めに想定は手放して、起きることを見守ったほうが楽しいですね✨