横浜市青葉区のあかね台光の子保育園
<美術あそび>の時間です。
素焼き風の粘土を、いくつか塊にして
子ども達の机に置いて、ちょっと席を外していたら
子ども達がどんどん作り始めていた!
何かを提案しなくても
出来上がり見本なんかなくても
勝手にひらめくのなら、それにこしたことはありません。
粘土に興味ない人は、全然違う遊びをしています。
少し触って早々に終わりにする人もいます。
何に心が動くかは人それぞれです。
没頭している人たちを見ていると
出来たものを壊しては、次々と新しい形を生み出す、
次々にひらめいて、いろいろやってみる、などなど。
まず心が動き、変化を楽しみ、ひらめき、発展していくみたいです。
ちなみに、木の枝の先についてるものは、なんでしょう?
木の実?
本人曰く「梅干し」だそうです。そこに、う・め・ぼ・しーー!?
ボンドだって面白い素材の一つになります。
麻ひもと混ぜてみたら不思議なものが生まれました。
子ども達は本当に頭が柔らかいなあ、と感心します。
その後に保育士の先生方と対話して
子ども達の姿から学びます。
大人はついつい、損得、理由、意味、正誤、あたりまえ、ソンタク、などを考えてしまうけど
そんなことを考えていたら、興味関心なんて芽生えない。
そういうことに縛られてないから、自由な発想、柔らかい発想が生まれるんだろうな。
没頭する時間って、もしかして
頭を没する=何も考えずに、っていうことなのかもしれない。
理屈で考えない、ってこと。
子どもにも大人にも、何かに没頭する時間って大事。
自分が興味あること、好きなこと、楽しいことに没頭する時間は
何も考えずに、自分に戻れる時間。
子ども達にとっては自分を知る時間。
自分はこれが好き、これが面白い、こーゆーことにワクワクする、などなど。
子どもが何かに没頭していたら
その時間を大事にしたいですね。
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子育て中のお母さん達も
ほんのちょっとでいいから、好きな事に没頭する時間が持てたらいいですね。
コメントをお書きください
西山 久昭 (土曜日, 19 9月 2020 19:53)
損得勘定のない造形や絵を〝アート〟というのだ (ФωФ)
かるべ (土曜日, 19 9月 2020 22:10)
ああ、そうだった!思いかけずグワっと出てきてしまうもので、生理現象と言えるのかもしれない。コメントありがとうございますっ!