横浜市青葉区の あかね台光の子保育園 での<美術あそび>の時間
今日は、壊れて廃棄する予定の電化製品を
解体して遊ぼう、と準備しました。
粘土と、パネルも自由に使えるように、ぱらぱらと机上に置いておきました。
男の子を中心に、かなり盛り上がります。
ネジを回したい!
その中がどうなっているのか、知りたい!
部品を外せた!「やったー!」
オーブントースターの「チ~ン」が
どういう仕組みで鳴るのか発見!
などなど、挑戦、探索、発見がもりだくさん。
大人も、子ども達と一緒に心を動かして、楽しかった✨
ふ、と教室を見回すと
それぞれが興味あることを、好きにやっている。
機械部品には全く興味ない女の子。
粘土に色を付けることに夢中。
トースターで、おままごとと始める人も。
そして誰一人、誰かを否定したり、とがめたり、しないのです。
隣の人が、自分とまったく違うことをしていても
「そんなことやっちゃいけないんだ――」
「今はそれやるんじゃないよ」
「そんなの変」
などなど、の言葉もなければ
変にほめることもしない。
かといって無関心ではない。
とても居心地のいい感じ。
その後に、それって何だろう?と保育士の先生方と対話をしながら
保育を楽しくするヒント、を見つけていきました。
彼らの中に
「評価がない」 のかもしれない。
褒めもしないし、否定もしない。
「あなたはそうなんだね」「僕はこう」
自分もいい!し、それと違う、あなたもいい!
無関心とは違って、相手を認めてる感じ。
認める→「見て留める」
そうすると頑張らなくてもいいし、我慢しなくてもいい
そこには、ありのままの自分でいられる
居心地の良さがあるのです。
大人は、彼らの在り方から、たくさん学ぶことがありそうです。
できた作品もいろいろです。
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