カテゴリ:障がい



表現された誰かの内側は、 別の誰かの内側に響く
ことしおアート · 2022/03/24
自分の内側にあるものを、表に現すのが「表現」 表現された、誰かの内側は 別の誰かの内側に、響くのです。 今日ご紹介するのは 女子高校生の2人の作品です。 個性の一つとしてダウン症をお持ちです。 この日のKちゃんは、独特な樹の形を何枚も何枚も描いて 白い絵の具を降らせます。 樹の形が、自分の内側からどんどん溢れてくるようでした。 全部混ぜるかと思っていたら 「これでいい」 ときっぱりと筆を置く。何がそれを決めさせているんだろう。

障がいの有るナシに関わらず、自分の感覚とつながって表現できる人たち
ことしおアート · 2021/01/13
ダウン症の中学生Sちゃんがアートで表現を楽しむ時間。 すごくうれしそうに筆を走らせる。くすくす笑いながら。 手を止めて、筆の柄で遊んだり、体を揺らしたり。 そしてまた、迷いなく色を選んで、筆を走らせる。 心地よさそうに。楽し気に。 できた作品を見て、お母さんは 「この子の作品を見ていると癒されるのは、何か形あるものを描いている訳じゃないから、脳が休まるのかもしれない。 脳は、描いてあるものを、知っている物事に結び付けて、勝手に意味付けをしようとしてしまうから。 何も考えずに眺めていられる」 Sちゃんが描く姿を見続けてきたお母さんは、深くいろいろなことを感じています。

ことしおアート · 2020/10/18
ダウン症の2人の中学生がアートで表現を楽しむ時間<ことしおアート> 言葉でのやり取りをあまりしないSちゃんは 圧倒的に言語より、感覚でその場をとらえている。 そこにいる人の、心の動きや、絵の具のにおい、音楽、空気、等々。 感じるすべてが融合して、その時の自分を表出しているのだ。 お母さんいわく 「波が伝わるように、それを感じている」 お母さんと私の「好きにやっていいよ」という気持ちとか 時々「わ~すごい画面になってきた✨」という心の動きとか、の中で 心地よさそうに色を選び、筆を動かし、画面に起きる変化を楽しんでいたのでした。