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「見てみて!」って言いたくなるのは何でだろう?

人は自分に気づいてほしい。

自分に興味を持ってほしい。

自分に共感してほしい。

自分を受け入れてほしい。

 

子どもだけではなく、大人もそう。私もそう。それが満たされたら

自分の存在に意味がある気がしてきませんか。

 

こんにちは。アートあそびラボの かるべようこ です。

 

アートで遊ぶ時、子ども達が「見てみて!」と目を輝かせるときがあります。

 

「何描いたの?」と聞くと「・・・・・」

「上手ね」と言っても「・・・・・」

 

子ども達は、いったい何を求めているのだろう?

先生方と「振り返りの対話」を重ねながら、見えてきたことがあります。

人は自分に気づいてほしい。

自分に興味を持ってほしい。

自分に共感してほしい。

自分を受け入れてほしい。

 

子どもだけではなく、大人もそう。私もそう。

それが満たされたら・・・最高じゃん!✨

 

自分の存在に意味がある気がしてくる。

 

たとえば、誰かとケンカした時、正論で裁いてほしいのではなく

自分の声を聞いてほしいだけかもしれません。

自分にとっての事実を「○○だったんだね。」と受け止めて、共感してもらえれば、気持ちは少し落ち着くような気がします。

相手の気持ちを言葉にすることで、他人の気持ちに気づくこともできます。

 

ケンカの時に限らず

「泣きたいんだね」「悔しいんだね」「うれしいね」「あれ欲しいね」「そうなんだね」と言ってヨシヨシしてあげる。

大人の理屈で諭す前に、ジャッジする前に、まずは共感して受け入れてみる。

 

子ども達はもちろん、友人、家族の気持ちにも、まず共感してみたいと思います。

急に変えられないだろうけど、練習練習!私自身も練習が必要です。

「見て!」という子は、何を描いたかを褒めて(評価)ほしいわけではなく、

「わ~うれしいね!」「びっくりだね!」って、一緒に感じてほしいのかもしれません。

「どうやったの?」と、その事に興味を持ってくれたら、なおうれしいですね✨

 

アートあそびラボでは、子ども達とアートで遊んだ後に、先生方と振り返りの対話をします。

起きたことから学ぶ。

みんなで一緒に見つけていくから、腹落ちが違います。

今日より少しだけ、明日の日常を楽しくするヒントをみつけていきましょう✨