カテゴリ:子どもの世界



絵の具を混ぜ続ける子が見つめているのは?
保育園のアート · 2022/12/10
「お家にもって帰りたいの。冷蔵庫に入れておくの」 3才のKちゃんが持ってきたのは、グレーにになった絵の具が入った容器。 このなかに、Kちゃんの「どんな時間が詰まっているのでしょう。

<光と影で遊ぶ>自由に遊び、同じ場を共有する一体感
保育園のアート · 2022/12/07
日が短くなるこの季節、暗闇に灯る光は、大人も子どもも惹きつけられます✨ 天気が悪い日など、カーテンを閉めて、光りと影で遊んではいかがでしょう。

<段ボールで作る>信頼して見守る
保育園のアート · 2022/10/16
横浜市内の保育園の年中さん達と、段ボールで作って遊びました。 ボンド、段ボールカッター、ガムテープ等、普段使わないものも出しました。 子ども達は次々に挑戦していきます。

<楽器を作る>自分は何が好きなのか、どうしたいのかを大事にする時間
保育園のアート · 2022/10/01
保育園で子ども達と遊んだ後に、先生方と「振り返りの対話」をしています。先日は実習生が参加してくれて、現役の学生のリアルな言葉から始まりました。

子どもの育つ場で大切な「美しさ」て何だろう
保育園のアート · 2022/09/09
子どもの育つ場でよく言われる「美しさ」て何でしょう。 大人が教えてあげること?みんなが同じように感じること?整っていること? ずっと考えて、見えてきたことがあります。

自分を生きることは、自分を表現していくこと
保育園のアート · 2022/03/19
アートあそびの時間は、 「自分という人間を表現して生きる」ために 自分は何が好きで、何を心地よいと感じ、何が楽しいのか 自分を知っていく、表現していく時間であり 自分の表現を誰かに受け止めてもらう時間であり 自分の内側にあるものを大切にする時間であり 自分を表現する喜びを、知る時間なのです。 自分を生きることは、自分を表現していくこと。 だから、やっぱり 子どもたちが、自分で決めて、表現するこの時間は とっても大事なのです。

世界を知るための探求
保育園のアート · 2022/02/19
保育園でのアートの時間の子ども達。 とにかく未知のものは、まず触ってみたくなる。 そして、その物を知りつくす行為、探求が始まる。 壊す、破る、切る、流す、はがす、混ぜる、浸す・・・大人が「あーあ💦」と思う事が多いですね。 でも、根源にあるのは、知りたい!という「好奇心」。成長の原動力。 それを消さないためにも、 むやみに「触らないで!壊さないで!」と、言いいたくないですね。

まっさらに素材そのものを感じ、探求し、創造していく子ども達
保育園のアート · 2022/01/05
○○らしく、って大人が満足するだけだな。 子ども達には正月だろうが、松だの縄だの金色だの関係なくてさ まっさらに、その物と向き合い、魅力を見つけ、創造していく。 まっさらに、その物のおもしろさを見つけて遊ぶ。 私は、その姿を見ながら「は~✨」「ひ~💦」「へぇ~~💛」「ほぉ~~💛」 と、感心するばかりです。

やらされるものではなく、自分の中から生まれてくる音楽と造形
保育園のアート · 2021/11/16
横浜市内の保育園で美術あそびの時間。 音の出そうな、いろいろな素材、廃材を置いて、楽器を作る提案をしてみました。 子ども達は、自由であっても、人に迷惑をかけるやりたい放題とは違います。 人としてやってはいけない線はちゃんと持っているようです。 自由とは「自分で決められる」ことなのかもしれません。 自由な中で、子ども達は何かに興味を持ち、こうしたらどうなるか実験し、いろいろな事を学んでいきます。 自分はこうしたい、これをやりたい、できるようになりたい、という思い、必然があれば勝手に学んでいきます。 主体的で、興味と必然があれば、学ぶことは楽しい。 その事を、彼らから教わった気がします。 彼らはこれから、勉強という世界に足を踏み入れることになりますが、 今のように、大人が思いつかないような実験をする時間、 興味を持ったものを、とことんやる時間、も大切にされるといいな、と思います。

子ども達の作り出すナニモノでもない色や形。その世界をただ感じ、受け止め、大切にする
保育園のアート · 2021/09/26
子ども達の創り出すものは、名前がなくナニモノでもない。 自分の中から出てきた形。混沌とした中に何かを感じ、見い出している。 大人には見えない、子ども達の世界が、確かにそこにある。 保育園でのアートあそびで、子ども達の創り出すものが 大人には、どうしても解らない事がよくあります。 ついつい「これは何?」と聞いてしまいますが、 記号的なナニモノかに当てはめずに、そこにある色や形が生み出すもの(その子の世界)を感じてみると、「上手」という言葉では、言い表しきれない世界が見えてきます。 たとえ理解できなくても、その子の世界を、否定や評価することなく、 ただ感じて受け止め、大切にしていきたいなあ、と思います。

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